--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2011.06.27 Mon
今野裕一郎です。
第二回公演『絶対わからない』という作品の全六回の公演がおわりました。
ご来場してくれた沢山のお客さまと、スタッフと出演者の皆さんには感謝の気持ちだけが残っています。長い時間と、たくさんの労力によって出現したのがこの作品でした。

そして、26日の楽日でした。
まずは、『わかる、気もする』です。俺にとって大好きな作品でした。そりゃそうです。俺が良いなと思っている人たちが紹介されていく作品でした。その人たちがここにいることを証明しようと思っていました。クイズ形式のまま進んでいき、小林光春、児玉悟之、滝沢佑果、橋本和加子、田畑恭兵、平石はと子、cpb(安食、告鍬、船引)、そして牛尾千聖が出てくれば、ここにいる事を発見して、はじまるのです。
それが、ピクニックだったということです。ピクニックをやりたかった。人がいればこういう事が出来る。ただ、そこで美味しいバインミーをみんなで食べて、また会える日まで皆とさよならをするのです。
出演者の皆と、スタッフの皆と、お客さまと一緒にピクニックをしました。
そしてこの作品は、長年そばにいて支えてくれている小林光春くんに捧げました。
不器用な彼ですが、彼に自己紹介してほしかった。「紹介」の劇でした。

wakarukimosuru.jpg

そして最後の『絶対わからない』です。
とても出来がよかったです。
まるで楽日ではないような、変な落ち着きがありました。そして最後の狗丸くんを見たときに、その姿が亡くなった親友や水の大師のおっちゃんに重なったら、さまざまな人たちの顔が頭のなかをすごいスピードで過りはじめ、気持ちが溢れ出て、女性たちの秘密の儀式では、きっとあの空のコップに水が出現してくれると、ただ信じて見つめていました。様々なことが、「わからない」ということに向かっていましたが、最後に辿り着いたのが、ニワトリの足の上に立つ小屋に住んでいるバーバ・ヤガーという嘘みたいな存在で、その嘘みたいな存在の旅が終わったら容器に溜まった水(湖)に浸かり、アイ(私)をみつけて、(あなた)に愛しているのをそっと伝えるのでした。伝わらなくても、言う。やらないより、やる。そうやってやっていきます。
皆が集中していたのでほっとしました。作品はこれでおわりました。

なにかを作り出す、生み出すときに、作法というのがあると思っているのですが、言ってしまえば皆でつくりたいのです。もちろん俺の作品ですが、これが自分の作品であるとおもって引き寄せていってほしいのです。奉仕しているのではなく、全体を構成する個として、ただ未完のそれを形作っていって欲しい。それをただ伝えながら、態度を確認していくような時間でした。初めて会う人とつくるというのが、とても勉強にもなりました。
絶対わからない、というタイトルがもっている言葉の力が、いったい何を生み出してくれるのかと、ひたすら作品に寄り添ってやってきましたが、このような作品になったことは参加してくれた人たちとの積み重ねが、自分にとっても作品にとっても大切なものを探していく旅のようなものだったといま感じています。

俺は見つけました。そしてまた新しい旅に出ようと思っています。
いつも想っている大好きな人に捧げた作品です。
はじまりを求めて。

mizugaotiru.jpg
sentakkkki.jpg

管理者にだけ表示を許可する

TrackBackURL
→ http://busstrio.blog41.fc2.com/tb.php/820-96e701fc
Template by まるぼろらいと
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。